NPO法人オレンジアクトは、認知症の早期対応・備える努力を啓発するボランティアによる団体です

オレンジアクト

あなたにもできるオレンジアクトがあります
TOP認知症について > 認知症とMCI

認知症とMCI

認知症と通常の加齢に伴う物忘れの間のグレーゾーンとしてMCI(軽度認知障害)という状態があります。この状態は、糖尿病などでいうところのメタボリックシンドロームと似た関係で、認知症に移行する可能性のある脳の状態と考えるとわかりやすいかもしれません。MCIの状態は、認知症ではない状態とされていますので、MCI状態=病気ではありません。しかし何らかの原因で認知機能が低下している状態を示します。



軽度認知障害と診断されたら必ず認知症になるの?

MCIの方が、将来必ず認知症になるということは決してありません。そのまま治療を受けなくても、半数は認知症にならないと言われています。
しかし何もしなければ認知症に移行する可能性があるということにもなります。
しかし適切な生活習慣改善などの予防策や治療を受ければ認知症への進行を防いだり、発症を遅らせたりできることがわかってきています。
また、治療だけではなく、家族の正しい理解や介護の準備、お金についての話し合いなど、認知症を準備するためのきっかけがMCI段階であるとも言えます。



中核症状と周辺症状

認知症には「中核症状」と呼ばれるものと、「周辺症状」と呼ばれるものがあります。「中核症状」は覚える、判断するなどの役割を担っている脳の神経細胞が失われて、直接起こる症状です。思い出せない、理解・判断できないといった、記憶障害や判断力、実行機能障害といったものです。病気の進行とともに神経細胞も失われていくため、中核症状はすべての人にみられます。一方、周囲の人との関わりのなかで起きてくる徘徊、暴力といった症状のことを「周辺症状」と言います。幻覚を見たり、妄想を抱いたり、暴力をふるったり、徘徊したりといった行為はいずれも「周辺症状」ですが、どの人にどのような症状が現れるのか、また時期や期間は個人により異なります。



認知症=アルツハイマーではない

一般的な見方だと「アルツハイマー」と「認知症」というのは、どちらも記憶の障害が起こるため、同じ病気というイメージになってしまいますが、「アルツハイマー型認知症」は認知症の種類の中の1つであり、認知症と同義語ではありません。
また、老人に多く発症する「老年性うつ病」も認知症と間違えられやすい病気です。記憶力や認知機能の低下を心配して受診する高齢者の2割は認知症ではなく、うつ病が原因だったとの調査結果もあるようです。しかし、認知症と最も異なる点は、抗うつ薬による投薬治療により、どんどん改善されていくことが違いのひとつとも言われています。

また認知症の中にも「突発性正常圧水頭症」「慢性硬膜下血腫」など適切な治療を施すことで治るものもあります。 ですので、「認知症=完治しない病気」というわけでもありません。

様々な認知症があります
・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症(ピック病)
・その他










このページのTOPへ