NPO法人オレンジアクトは、認知症の早期対応・備える努力を啓発するボランティアによる団体です

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理事長挨拶

オレンジアクト理事長の髙瀬 義昌です。

私は大田区において地域医療ネットワークを構成する一員として在宅医療専門クリニック たかせクリニックを運営しております。
また、東京都認知症対策委員としても、いくばくかの知恵をひねりだし、日本における認知症ケアをどうにかしようと活動している1人でもあります。
今回、オレンジアクトから理事長要請のお話をいただきました際、私にできることがあればなんとか認知症予防という難しいキーワードに挑戦させてほしいと快諾いたしました。

オレンジアクト活動は2013年に2名の一般市民のふとした話しから始まったと聞いております。その方々は医師でもなく、医療職でもなく、認知症というキーワードがもたらす社会とそれがどのようにすれば回避されるのか、できることはないかというお話を繰り返しされていたそうです。この話をこの2人が他の人々にしていくと1人また1人と、私の祖母が、父が認知症でしたなどと、仲間が集まっていったようです。
そして、2013年、認知症462万人、MCIが約400万人という衝撃的な厚生労働省研究班の発表がなさました。その、3か月後、集まったオレンジアクトのメンバーと、表参道の番町診療所の山田先生、愛媛大学の三木先生のご支援があり、
「MCIを世にしらせよう、この段階で治療をすれば、認知症が遅延できるかもしれない」
と、声をあげました。
こういった活動が日本にて自然発生したことは非常に喜ばしい事であると思っております。

まだ、十分に浸透しているとはいえませんが、認知症は少しずつ進行する病気であり、原因疾患は多様です。症状がでるから認知症であり、認知症の時にはすでに病気になっています。
もちろん、予防が重要であるとは1人の医師としても常日頃思っておりますし、また出来る限りの声もあげております。
しかし、医療従事者として認知症ケアに取り組んできた私ですら、予防についての具体策を検討または実行できているとはとてもいいがたいのが現実です。

認知症を減らす取り組みは本人、ご家族、地域のQOLの観点、国家財政の観点からも非常に重要な事は間違いありません。
そして、認知症を予防するということはケアと同様に、地域におけるネットワークを構築することが絶対に必要な条件と思っています。

認知症をささえあえる地域作りを推進する事が予防の土壌であるといえると思います。
在宅専門医として、多職種の多くの有識者の方々のお力をかりて、このオレンジアクト活動の思いが実を結ぶように、日本の認知症予防に少しでも貢献できるように、理事長として、出来る限りの事をやっていきたいと思っております。

オレンジアクトはこれからも、特定非営利活動法人(NPO法人)として様々な活動を行っていきます。
このHPやメディアでオレンジアクト活動を知った方、既にオレンジアクトの活動に参加されている方、オレンジアクトは皆様と認知症予防の取り組みが一層広まるよう、共に歩んでまいりたいと思っています。


特定非営利活動法人オレンジアクト
理事長 髙瀬 義昌


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